第15回創発システム・シンポジウム

創発夏の学校2009 ホームページ

新着情報
2009.8.12 小松崎先生の講演資料を掲載しました.パスワードは事前学習資料と同じです.
2009.8.10 シンポジウムは盛会に終わりました.ご参加者頂いた皆様に厚く御礼申し上げます.
2009.8.8 ベストポスター賞が決定しました.
2009.8.1 グループディスカッションについてを掲載しました.参加者の方はご一読ください.
2009.7.30 参加者の皆様へのお知らせを掲載しました.参加者の方はご一読ください.
2009.7.29 ポスター発表のページにプログラムを掲載しました.
2009.7.23 参加登録ポスター発表申込の受付を7/28(火)まで延長しました.
2009.7.15 ポスター発表に関するページを掲載しました.
2009.7.14 参加登録の受付を7/21(火)まで,ポスター発表申込の受付を7/24(金)まで延長しました.
2009.6.30 参加登録・ポスター発表申込の受付を7/14(火)まで延長しました.
2009.6.19 予定が合わず全日程ご参加頂けない場合についてよくある質問に掲載しました.
2009.6.12 プログラムを掲載しました.
2009.6.11 交通情報を掲載しました.
2009.5.19 参加登録・ポスター発表申込の受付を開始しました.
2009.4.10 ホームページを公開しました.
シンポジウムのご案内
計測自動制御学会 システム・情報部門では,第15回創発システム・シンポジ ウム「創発夏の学校2009」を開催致します.今年も,理論生物学,複雑系数理, システム論など幅広い分野でご活躍の5名の講師をお迎えし,ご講演頂きます. 今年は,これまでの創発システム研究を振り返り,参加者全員で「創発システ ム研究の未来」という共通のテーマについてディスカッションしたいと思いま す.また昨年同様初日にポスターセッションを行い参加者間の交流促進を試み ます.ベストポスター賞等の表彰も行いますので,学生,若手研究者の皆様は 奮ってお申し込みください.多くの皆様のご参加をお待ちしています.
開催概要
日時:
2009年8月8日(土)〜10(月)
場所・交通:
インテック大山研修センター [富山県富山市東黒牧140-1]
JR富山駅/富山空港から各々車で35分/20分.当日は送迎バスあり.
交通情報
プログラム: こちらをご覧ください
参加登録費・宿泊費:
一般参加者 30,000円 (参加費14,000円,宿泊費等16,000)
学生参加者 20,000円 (参加費 4,000円,宿泊費等16,000)
宿泊2泊,食事(初日のBBQ)を含みます.ポスター発表の登壇費は無料です.
参加・ポスター発表申込の締切:
2009年6月30日(火) (参加・ポスター発表とも)
2009年7月14日(火) (参加・ポスター発表とも)
2009年7月28日(火) (参加・ポスター発表とも)
参加・ポスター発表申込
下記のフォームからご登録ください:
参加登録フォーム
ポスター発表申し込みフォーム
(PDFの予稿をご用意下さい.A4サイズ,2または4ページ,本文2段組みであれば書式は自由です.)
チュートリアル講演
チュートリアル講演1:
「形づくりの遺伝子ネットワーク進化への計算機実験によるアプローチ」
藤本 仰一 君(大阪大学)
生体内の遺伝子群はネットワークを成して発生過程を調節します。生物種に応じて、同じ現象でもいい加減な調節も精巧な調節もあります。遺伝子変異の蓄積は、ネットワークひいては調節能力を変化させたようです。ネットワーク構造と調節能の対応関係は如何に抽出できるでしょうか?いい加減な調節から精巧な調節へ進化出来るでしょうか?分子生物学の発展を参照しつつ、計算機実験が現実の進化に於けるこれらの問題を解けるか共に考えましょう。
チュートリアル講演2 (知能工学部会 推薦):
「人工化学 ー 集合し,自己組織化する生物分子のシミュレーション」
鈴木 秀明 君 (情報通信研究機構)
今日の生命科学では、今や時宜を得て高速計算が可能となったコンピュータを用いて細胞まるごとをシリコンの中でシミュレーションしようというシステムズバイオロジー(SB)のような野心的な研究が行なわれている。しかしながら現在のSBは生物データとの突き合わせのため、モデルをできるだけ精密にする方向に向いており、人工ニューラルネットワーク(ANN)のような簡単化された工学にも役立つモデルを提案するには至っていない。本講演の主題である人工化学はこの点でSBを補完し、生物分子のエミュレーションを通して計算や通信のための新しい工学的モデルを設計しようという研究である。講演では人工化学の基本的な考え方について述べた後、研究の経緯と最近の動向について紹介する。
チュートリアル講演3:
「時系列情報から読み解く数理モデル ー生体分子の階層的な構造揺らぎを例にー 」
小松崎 民樹 君 (北海道大学)
生命システムを理解するためのアプローチには、大別して、背後に存在する数理構造を提唱するトップダウン的構成論的手法と微視的な立場からマクロな現象の再現を試みるボトムアップ的還元論的手法が存在します。前者は研究者のイメージが先行し大胆な仮定や粗視化のために自然から乖離したモデルに陥る可能性が存在する一方で、後者は個々の微視的事象を枚挙するだけでシステム全体を捉えることは困難です。熱揺らぎのなかで頑健に機能を発現する仕組みや未知の環境においても適応できる創発性を内在する生命システムの全体像を解き明かすためには、“トップダウン”と“ボトムアップ”の両アプローチを橋渡しする新しい角度から見つめ直す必要があるのではないでしょうか?現象に照らし合わせつつ、できるだけ自然な形で生命システムの論理を探るために、我々が最近行っている研究の一端を紹介したいと思います。
チュートリアル講演4:
「オートポイエーシスと人間再生」
河本 英夫 君 (東洋大学)
オートポイエーシスの機構じたいは、とても不備なかたちで定式化されている。この構想を生かすためには、つねに機構の改良形を定式化し続ける必要があるが、どのように改良するのかについての手順を示す。今回は、脳神経系障害者のリハビリでの再生技法の開発にどのようにオートポイエーシスが関与するのかを取り上げる。神経は再生しない。そのため神経系の機能回復ならびに運動能力の回復には独特の再生システムがある。これはロボットの動作に何が必要かを対比的に示すことにつながる。
<参考文献>
河本英夫『オートポイエーシス――第三世代システム』(青土社)ことに第三、四章。
河本英夫『システム現象学』(新曜社)ことに第三章、四章、六章。
チュートリアル講演5 (システム工学部会 推薦):
「社会シミュレーションの考え方」
高橋 真吾 君 (早稲田大学)
社会シミュレーションでは,生来的に複雑な相互作用をする社会エージェントをモデル化し,社会システムを理解し,そこから問題の解決を目指すアプローチである。社会シミュレーションは,EpsteinのシュガースペースのようなセルモデルやAxelrodの規範生成モデルのようにシンプルな行動規則からの創発特性を見るモデルだけでなく,近年は本質的に不確実性を除去できないビジネス複雑性と呼ばれる状況下での意思決定に役立てる方向が議論されている。今回は社会シミュレーションの初心者を念頭において,基本的な考え方の特徴を中心に話をする予定である。
よくある質問
関係サイト
その後のシンポジウム:
[第17回/2011]
[第16回/2010]
過去のシンポジウム:
[第14回/2008]
[第13回/2007]
[第12回/2006]
主催:
計測自動制御学会 システム・情報部門
企画:
自律分散システム部会
知能工学部会
システム工学部会
協賛:
身体・脳・環境の相互作用による適応的運動機能の発現に関する調査研究会

問い合わせ先:
電子メール: ess09 at livingsys dot lab dot tuat dot ac dot jp
最終更新日時: 2011年07月04日(Mon) 10:17:12
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